丹下健三 KENZO TANGE
建築家

1913年、大阪府に生まれる。
1938年、東京帝国大学工学部建築科を卒業、ル・コルビュジェの教え子である前川國男建築事務所に入る。
1941年、東京大学大学院に入学、卒業後、1946年から1974年まで母校で教鞭をとり、「丹下研究室」を主宰。槇文彦、磯崎新、黒川紀章、谷口吉生ら多くの優れた人材を育成するとともに、ミラノ工科大学、ハーバード大学、清華大学など世界各国で教育に携わる。
初期の代表作である広島平和資料館、香川県庁舎、代々木国立屋内総合競技場は国の重要文化財に指定されている。その他、国内では東京カテドラル聖マリア大聖堂、東京都庁舎、フジテレビ本社ビルなど、また海外ではUOBプラザ(Singapore)、国家国王宮殿(Saudi Arabia)、グランテクラン(France)、ナイジェリア新都心計画(Nigeria)、アメリカ医師会本部ビル(USA)など、数多くの作品に携わる。
プリツカー賞をはじめ、フランス建築アカデミー、イギリス王立建築家協会、アメリカ建築家協会の各ゴールドメダル、プール・ル・メリット勲章(西ドイツ)、文化勲章(日本)、レジオン・ドヌール勲章(フランス)を受賞し、アカデミーフランセーズ正会員(フランス)にも選出されている。
2005年3月 没。

https://www.tangeweb.com/

撮影: 齋藤康一

代表的な作品

国立代々木第一体育館
写真提供:アプリコ・インターナショナル

東京都庁
写真提供:アプリコ・インターナショナル

石元泰博《広島平和会館原爆記念陳列館(丹下健三)》1954年頃、高知県立美術館所蔵

Ⓒ高知県,石元泰博フォトセンター

「成城の家」(丹下健三自邸)
撮影:丹下健三
写真提供:内田道子

展示・展覧会
展示会場
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