移動型キオスクー小さな建築プロジェクト02:「風景が通り抜けるキオスク(Catch)」中山英之 x モルテン

  • 展示内容

    建築祭の会場のひとつである広島県尾道市のONOMICHI U2に隣接するウォーターフロントの木製デッキの空間、オリーブ広場に設置するキオスク。透明な膜材の2つの小さな建築による“風景が通り抜ける (Catch)”キオスクが登場します。2つの建築の蓋をあけるとそれが屋根になり、子供向けのワークショプなども行う予定です。モルテンが掲げる独創的なものづくりの場「the Box」を象徴するように、クリエイティブな場を提供します。

  • 中⼭英之⽒コメント

    個別の島々だった瀬⼾内が船や橋で結び合わされたように、ふたつの⼩さなキオスクが⼿をつないで、ひとつの場所をつくり出します。キオスクたちは半透明な素材で覆われて、収納されたさまざまな物たちが、⾵景を背景に浮かびます。ふたつのキオスクから⽣まれる場所は、収納された物や道具と、訪れた⼈々や⼦供たちが出会う空間です。透き通った⼤きなスケッチブックを広げて、尾道の海や空に毎⽇違った絵を描き込むような、そんな光景を想像しています。

  • モルテンコメント

    2022 年に広島に開設した開発拠点 molten [the Box]を通じ、建築が⼈と地域をつなぎ活性化する⼒を実感しました。この度、モルテンも初開催となるひろしま国際建築祭 2025 にて、中⼭英之さんの作品『⾵景が通り抜けるキオスク』をサポートする形で参加できることを光栄に思います。本祭が多くの出会いを⽣み、瀬⼾内の創造性を育む場となることを願っています。

出展建築家/作家
展示会場
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